使い勝手の良いスキャナとShuttle Smileの活用
先日リリースしたShuttle Smileは、わずか 1分で 通帳1冊をExcelファイル化する「通帳 AI-OCRクラウド」です。
Shuttle Smileは、税理・会計事務所、記帳代行業、中小企業、個人、多くの皆様の時短・コスト削減を実現するクラウドサービスです。
今日は、通帳のPDF化に最適な「お奨めスキャナ」を紹介します。
Shuttle Smileを使う前に、最初に、紙の通帳をPDFファイルにする必要があります。
通帳画像をPDFファイルにするためには、複合機、スキャナ、スマホを使用する方法がありますが、一番のお奨めは、今日ご紹介するScan Snap iX1300によるスキャンです。
弊社では、様々な複合機、スキャナを試用していますが、業務効率、費用対効果、通帳画像の認識精度を念頭に考えた場合の第一選択肢は、Scan Snap iX1300です。
複合機の場合、ガラス台に通帳を載せて、蓋を閉めてという繰り返しになります。これは、面倒で時間のかかる作業です。スマホでのスキャンは、光の影響を受けやすいため、認識精度を考えると、スキャナがお奨めです。
しかし、一般的なスキャナでは、通帳の様に厚みのある冊子体はスキャンできません。非破壊型のスキャナでスキャンすればよいのですが、ある程度の精度を確保するためには、相応の費用や慣れが必要です。
通帳を素早くスキャンできて、スキャン精度が高く、複雑な操作をしなくてもスキャン結果(PDF)がPCに保管される。という条件を満たすスキャナは、Scan Snap ix1300一択ではないかと思うほどです。
Scan Snapシリーズは色々ありますが、この ix1300は、エントリーモデルであるにもかかわらず、「リターンスキャン」という仕組みが備わっています。これが目玉機能です。
何故か、グレードの高いScan Snapの他機種には、「リターンスキャン」がありません。また、「iX1300 は通帳をスキャンできる」とリコーのサイトにも記載があります。こちらです。
通帳を開いて、iX1300の挿入口に差し込むと、自動で通帳を吸い込んで、スキャンしてくれます。次のページをスキャンする場合も、通帳を挿入口に差し込むだけです。最後のページの挿入後にボタンを1回押すと、各ページのスキャン画像を1つのPDFファイルにまとめてくれて、PCの事前設定しておいたフォルダに自動保管してくれます。
この間、PCの画面操作は全く不要です。iX1300の電源ボタンをスキャン前に1回、最後に1回の計2回押すだけでPDFファイルが完成します。この操作性は、特筆すべきだと思います。通帳数頁のスキャンは、iX1300の電源ボタンを押してから30秒程度で、PDFがPCのフォルダに保管されてしまいます。
因みに、Scan Snapのファインモードは200DPIなので、Shuttle Smileを使用する場合は、認識・抽出精度を考慮し、グレースケールのスーパーファイン(300DPI)をお奨めしています。
※【PC版 ScanSnap Home】設定できる解像度はこちらに解説があります。
こちらをクリックするか、以下の画像をクリックすると、実際に通帳をScan Snap iX1300でスキャンした後、Shuttle Smileで会計ソフト取込用CSVファイルに変換するまでの動画を視聴できます。
あっ、そうそう、iX1300の価格は、今、kakau.comを調べると、販売価格で、¥30,000-から¥32,000くらいでした。複合機のガラス台を開けたり閉めたりは大変ですし、スマホよりも確実で早いので、お奨めです。
それでは、また。