開発Story

あなたの夢を現実に、5000回のプロンプトエンジニアリングから生まれたPVassist

2018年

  • 2018年10月に、Google社が自然言語処理モデル「BERT」(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)を発表しました。

※ Transformersは、ChatGPTの「T」を意味し、大規模言語モデルを支える重要な技術です。

2019年~2021年

  • 2019年、弊社代表松尾とCTO大谷は、「BERT」の日本語Pretrainedモデル(京都大学)を活用し、日本語の医学論文(約1万件)を用いて、固有表現抽出用の人工知能モデルの開発に着手しました。このモデルは、世界初の日本語BERTによる医学用語の固有表現抽出モデルです。

  • 当時、このようなモデルを開発する場合、LSTM(ニューラルネットワークの一種)を活用する方法が一般的でした。しかし、私達は、発表直後のBERTに賭けることにしました。そして、連日連夜、悪戦苦闘しながらBERTによる日本語医学モデルを開発しました。

  • 日本語医学モデルの開発後、医薬品名、症状名、臨床検査名、転帰などの固有表現を抽出するクラウドサービス(プロトタイプ)を開発しました。

  • 医学論文(PDFファイル)からのテキスト抽出・前処理、モデル学習用データの自動作成、パラメータチューニングなど、当時の開発経験がPVassist開発の原動力になっています。

GPT4

2022年

  • 2022年4月からShuttle Bros.株式会社の設立準備作業に入りました。

  • Google社、Microsoft社、他の人工知能に関連する技術調査と人工知能モデルの開発・試用に注力すると同時に、様々な人工知能技術を活用したサービス(CIOMSdiffMedicalViewer、音声要約サービスなど)の開発に着手しました。

  • 2022年11月に OpenAI社が「GTP-3.5」を活用したチャット形式のWebサービス「ChatGPT」を公開し、世界中で大きな反響を呼び起こしました。

  • 同じく11月、GPTを活用したPVassistクラウドサービスの開発を決定し、人工知能を活用した医薬・PV業務向けサービスを開発・提供するShuttle Bros.株式会社を設立しました。

2023年

  • 2023年3月に GPT4が公開されました。(GPT3.5の公開から、わずか3ヵ月半後です)これに伴い、PVassistはGPT3.5による開発を中止し、GPT4による開発に切り替えました。

  • PVassistベータ版を一部のお客様にご試用いただき、2023年6月にPVassistを発表しました。

  • PVassistの発表後、製薬企業様、CRO様に紹介、ご試用いただき、様々なご意見を頂戴しました。頂戴したご要望、ご意見を元に機能追加・改良を継続しています。

  • 2023年11月に、GPT4 Turboが発表されたため、GPT4 Turboの性能検証を行い、一部機能をGPT4からGPT4 Turboに置き換えました。

  • GPT4は、2023年に0314モデル、0613モデル、1106モデルを、2024年に0125モデルと、2~4ヵ月毎に新しいモデルが発表され、性能が向上しており、PVassistにとっては追い風になっています。

2024年

  • 2024年1月、解析指示を充実させたバージョンを発表しました。また、GPT4 Turboの採用に伴い、サービス利用料金の見直しを行いました。

  • 2024年2月、新たに症例検討用の自動作図機能を搭載した「PVassistフルパッケージ版」と作図機能のみの「PVassist図化版」の提供を開始しました。

  • 2024年2月、PVassistの導入可否をリーズナブルにご判断いただけるよう、初期費不要・定額の「お試しパッケージ」の提供を開始しました。


PV業務で、プロンプトを都度入力するのは、大変面倒です。加えて、プロンプトの表現次第で、結果は大きく変わるため、ユーザにプロンプトを入力していただく方式が良いとは限りません。
また、業務で安定的に使えるプロンプトを開発するためには、多くの試作が必要です。200回、300回程度の試作では、使えるプロンプトは実現できません。

そこで、Shuttle Bros.のメンバは、PV向けクラウドサービスの開発、Clinical Wokrs/ADR Cloudの企画・導入、Google社BERTの活用、海外の医薬用人工知能モデルの調査・活用などの知見を活かすべく、PVassistを開発しました。

そして、文献・症例の評価担当者、安責、PV以外の他部門(例えば、メディカルアフェアーズ)、CRO様、他にデモ、ご試用いただき多くのご意見をいただきました。
弊社だけでは気づけない点も多くあり、反省する毎日です。

引続き、様々なご要望を念頭に改良し、PV/医薬業務で頑張っておられる多くの皆様のお役に立てるように努力します。

よろしくお願いいたします。


医薬・PV業務に特化したPVassistで、ChatGPTの素晴らしい力を体感してください。